“楽しく生きる”が一番の武器。子どもと育てる心のベース
🌟“楽しく生きる”が一番の武器。
子どもと育てる心のベース
子どもには「頭がいい子になってほしい」って、思いますか?
それとも「強くたくましく生きてほしい」でしょうか。
どちらも素敵だけど、私はこう思います。
「人生を楽しめる子になってくれたら、それで充分」だって。
今の時代は、正解がひとつじゃありません。
AIもある、価値観も多様、仕事のあり方もどんどん変わる。
そんな世界で大切なのは、
“どれだけ知ってるか”ではなく、“どう楽しめるか”じゃないかなと思うんです。
🌈「うまくやる」より「楽しめる」
🌿「正しい選択」より「納得できる選択」
💡「人と比べる」より「自分を面白がる」
そんな“心の柔軟さ”や“前向きさ”って、
実は特別な才能じゃなくて、毎日のちょっとした関わりの中で育つ“心の習慣”だと思うんです。
このブログでは、
・子どもが「楽しく生きる力」を自然と育てられるように
・親としてできる、ちいさな“心の土台づくり”を
具体的なヒントと一緒にお届けしていきます🕊️
📘「楽しむ力」ってどうやって育つの?
子どもの“心のベース”を整える3つの習慣
「楽しむ力=才能」ではありません。
それは、小さな体験と対話の積み重ねから育つ“心の筋肉”のようなもの。
親として、毎日の中でできることはそんなに難しくなくて、
むしろとてもささやかで、目立たないことばかりなんです。
🌟1. 失敗に「笑える空気」をつくる
たとえば、子どもがコップの水をこぼしたとき。
「なにやってるの!」とすぐ叱るより、
「おっとっと〜今日は雨かな?☔」なんて、ちょっとユーモアを交えて返してみる。
それだけで、
「失敗=怒られるもの」から
「失敗=笑って乗り越えていいもの」という認識が、子どもの中に残ります。
この“失敗のイメージ”が柔らかい子ほど、挑戦にも前向きになれる。
だから、親の「受け止め方」が、子どもの「やってみよう」につながるんです。
🌟2. 「どうしたい?」と聞く習慣を
子どもにとっての“選択肢”は、まだまだ少ない。
だからこそ、親のちょっとした声かけが
「自分で選んでもいいんだ」という安心感につながります。
- 「どっちの靴にする?」
- 「今日は公園?それともおうちでゆっくり?」
- 「この絵、どんな気持ちで描いたの?」
🌱こうした対話は、
「自分の気持ちを言葉にする」練習にもなり、
自己肯定感の土台になっていきます。
🌟3. 大人が“楽しく生きる背中”を見せる
何より子どもは、親の「表情」をよく見ています。
忙しくても、ちょっとしたことで笑っている姿。
おいしいものを食べて「おいしいね」と言う声。
そういう“生きてる時間を楽しんでる大人の背中”って、
子どもにとって何より安心で、何より素敵な教科書になります。
📌 子どもは「楽しむ力」を教えられるより、“見て育つ”ことの方が多い。
だから、「完璧な親」でなくても大丈夫。
楽しむ姿を“ちょっと見せるだけ”で、子どもはちゃんと受け取ってくれます。
🧡「楽しく生きる」って何?
子どもに伝えたい“しあわせ”の定義
「楽しく生きてほしい」と願うのは、親としてとても自然なこと。
でも、“楽しい”って具体的にどういう状態なんでしょうか?
ゲームをして笑っていること?
いい成績をとって褒められること?
将来お金持ちになること…?
もちろんどれも楽しいことには違いないけれど、
本当に大事なのは、“自分で自分を楽しませられる人”になることだと思うのです。
🌼子どもに伝えたい「しあわせ=楽しい」のヒント
✅ 自分の「好き」に気づけること
たとえば、
お絵かきに夢中になって時間を忘れていたり、
電車の名前を何時間でも覚えていたり。
親から見たら「マニアックすぎない?」と思うことでも、
本人が夢中になっている時間こそ、まさに“楽しいの原石”です✨
🗣「好きなんだね」
🗣「それ楽しそう!」
たったその一言が、“好きを大事にしていい”という合図になります。
✅「できた」より「やってみた」を褒める
子どもが何かに挑戦したとき、
つい「できた?」「成功した?」って聞いてしまいがちですが…
実はもっと大事なのは、その一歩を踏み出した勇気。
例)
「逆上がりできなかったけど、今日も5回練習したよ」
という子に対して、
🗣「続けてるのすごいね!」
🗣「チャレンジし続けてることがかっこいい」
そんな声かけがあるだけで、結果より“過程を楽しむ子”に育ちます🌱
✅「ちょっと幸せ」を感じ取れるアンテナを育てる
旅に行かなくても。
特別なものを買わなくても。
- お気に入りの靴下を履いてる日
- おにぎりがすごく美味しかった日
- 雨の音を聞きながらゴロゴロできた日
こういう“ちょっと幸せ”を感じ取れる感性があれば、
どんな場所にいても人生が「楽しくなる」子になります。
それは、親が
🗣「今日は気持ちいい天気だね」
🗣「このパン、カリカリで最高だよね〜」
みたいな、さりげない“しあわせ実況”をするだけで伝わっていきます✨
🌿“楽しく生きる”は、暮らしの中の“気づき”から育つ
子どもに何かを教え込もうとするより、
一緒に「気づいて」「喜ぶ」ことの方が、何倍も心に残ります。
だからまずは、
親自身が「今ちょっと楽しい」「なんか今日いい感じ」と思えることを大切にしてみてください🌼
それが自然と、
「人生っていいもんだな」と思える心のベースになります。
“楽しく生きる力”を家庭で育てるための、もっと深い実践ヒント
💡1. 「自己肯定感」は“うまくいかない日”に育つ
よく「自己肯定感の高い子に育ってほしい」と言いますよね。
でも、これは成功体験や褒められる回数を増やすこと=自己肯定感UPという意味ではありません。
むしろ、
うまくいかない日でも、自分を嫌いにならない感覚こそが“本物の自己肯定感”。
たとえば、テストで点が悪かった日。
工作がうまくできなかった日。
友達とケンカした日。
そんなときに、親が
🗣「うまくいかない日があるのは普通」
🗣「失敗してもあなたの価値は変わらないよ」
と言ってあげられたら、
子どもは“どんな自分でも大丈夫”という安心感を少しずつ積み重ねていけます。
ポイントは、うまくいったときよりも、「ダメだったとき」にどう声をかけるか。
💬2. 親の“完璧じゃなさ”が、子どもを安心させる
「親としてちゃんとしなきゃ」
「イライラしたらだめ、弱音を吐いたらだめ」
…そう思ってがんばるほど、
子どもにとっての親が「いつも正しい人」になってしまいます。
でも本当に子どもが安心するのは、
“ダメなところもあるけど、それでも笑ってる大人”の姿です。
たとえば…
- 料理を失敗して「焦げちゃった〜!今日のごはん、茶色いね(笑)」
- 忘れ物をして「お母さんも忘れるよ〜。一緒に取りに行こう!」
- 落ち込んでいるとき「今日はちょっと元気出ない日。でも大丈夫、また明日があるから」
子どもにとって、
「大人も間違えてOKなんだ」「うまくいかなくても笑っていいんだ」
と知れることは、“完璧にやらなきゃ”というプレッシャーを手放す最初の一歩。
🛠3. 「整える」より「崩れても戻せる力」を一緒に育てよう
子どもの世界には、“予定通り”や“計画通り”がなかなか通じません。
寝る時間がずれたり
好き嫌いが出たり
気分の波が大きかったり…
でも実は、
「整っていること」よりも「崩れても立て直せる力」こそが、“生きる力”につながるのです。
たとえば、
- 朝から機嫌が悪いとき → 無理に直さず「じゃあ、今日はスロースタートでいこっか」
- お友達とトラブルになったとき → 正すより「どう感じた?次はどうしようか?」と一緒に考える
こうした“立て直し方”を家庭の中で経験しておくと、
子どもは将来、
仕事や人間関係、感情の揺れ動きにも柔らかく対応できる人になります。
🌈親も子も、「楽しく生きる練習」をしてるだけ
大人だって、毎日“楽しく生きられてる”わけじゃないですよね。
それでも、
「この空気気持ちいいな」
「今日のコーヒーおいしかったな」
そんな小さな“うれしい”をすくい取る力は、誰にでも備わっていて。
子どもと一緒に
「今日、ちょっとだけ良かったこと」を見つけるだけでも、
それはもう“楽しく生きる練習”なんです😊
やりたい気持ちはあるけどなかなか時間や心に余裕がなくて難しい…
そんな風に私自身思ってしまう日もあります😿
でも、そんなときは以下のようなマインドに切り替えるように心がけています。
🌱「やってあげたいのにできない」そんなとき、わたしが心がけていること
「こんな風にしてあげたい」
「もっと子どもの話をゆっくり聞きたい」
「怒らずに寄り添いたい」
…そう思っていても、毎日の中ではなかなかうまくいかないことの方が多くて。
実は、私もよく*「わかってるのにできない…」って落ち込んでしまうタイプなんです。
🕊️でも最近、ちょっとだけマインドを変えてみました。
完璧にやろうとするから苦しくなる。
“ちゃんと”じゃなくて、“少しでも”に視点を置いてみる。
たとえば…
- ごはんを作りながら子どもの話を「ふんふん」って3回だけちゃんと聞く
- お風呂の中で「今日1日がんばったね」と自分にも声をかける
- 寝る前に5秒、抱きしめるだけの日があってもいい
「全部できてなくても、“何か”できてる」って思うようにしています。
そして、できなかった日があっても、
「今日は無理だったな。でもまた明日、ちょっとやってみよ」って
“やさしい2周目”を回す感覚を大切にしています。
🌷“できない自分”を受け入れることは、子どもへのやさしさにもつながる
不思議なことに、
「自分にOKを出せるようになると、子どもにもゆるくなれる」んですよね。
「今日は泣いてもいい日か」
「まぁ怒っちゃったけど、仕切り直せばいいか」
そんな風に思えた日は、
子どもとの空気も、ちょっとだけやわらかくなる気がします。
💡わたしが大事にしている小さな問い
最後に、毎日バタバタする中でも心に置いている問いがひとつあります。
それは、
「今日、ひとつだけでも子どもと笑えたかな?」
答えがYESの日は、なんだかそれで“合格”って思うようにしています😊
そして、NOだった日も、「じゃあ明日は5秒で笑ってもらおう」って決めて、終わりにする。
完璧じゃない日々だからこそ、
そこにリアルな愛情や育ち合いがあると思うから。
もしあなたも今、
「やってあげたいけどできない」と感じていたら、
どうかその想いそのものが、すでに十分にやさしいことを忘れないでくださいね🌿
私も、同じように毎日ゆらゆらしながら、育児という旅を続けています。
一緒に、ちょっとずつ。できる日だけ、できる分だけ。でいきましょう😊✨
楽しく生きるって、ちょっとずつ育てていくもの

「楽しく生きてほしい」
「しなやかに、自分らしくいてほしい」
そんな風に願うのは、
子どものためを思う親の自然な気持ち。
でもそれと同時に、
「わかってるけど、思うようにできない」日だって、たくさんありますよね。
私もそうです。
いつも余裕があるわけじゃなくて、
忙しさや不安に押しつぶされそうになる日もあります。
でも、そんな中でも、
“たったひとつ笑い合えた時間”や、
“ちょっと優しくなれた自分”があれば、それはもう十分。
完璧じゃなくても、派手じゃなくても、
親子の中に少しずつ積み重なっていく“楽しく生きる力”は、
きっと子どもが未来を歩いていくとき、しっかり背中を支えてくれるはずです。
大切なのは、
「がんばる」より「気づく」こと。
「整える」より「立て直せる」こと。
そして、何よりも
「いっしょに笑う時間」を忘れないこと。
それが、
わたしが子どもに手渡したい、“心のベース”のつくり方です😊
今日も、ここまで読んでくださってありがとうございます。
このブログが、がんばりすぎずに育児と向き合いたい誰かの、
ちいさなヒントや、深呼吸のきっかけになれたらうれしいです🌿🌈
あなたと、あなたの大切な人に、あたたかい時間がたくさん訪れますように。